みなさまへのお知らせ

 

当初からの目標でもある、“宿 松原荘”の再建。
ここは、今も、これからも、決して変わらないものです。
ありがたいことに、石巻へ戻ってきてから新たに数件お話をさせていただいたり、場所を見て回ったりとしています。
ただ、どこもまだ区画整理や嵩上げ工事が終わっていなく、依然としていますぐに宿は建てられない状況が続いています。
景観なども、まだまだこれから変わっていきます。
焦って決めたくないし、決められない、慎重に見て、構想を練っていきたいなあ、というのが正直なところです。
応援してくださっている皆様には、なかなかいいご報告、形として応えられずすみません。
でも、決して後ろ向きにはなっていません。本当にすこーしずつですが、確実に前に進んでいます。
どうか、もうしばらく見守っていただければ幸いです。

そして、宿再建と並行して、もう一度飲食店を始めることにしました。
石巻市中央にある、 橋通りcommon という場所で、『屋台割烹 松ばる』というバル形式のお店を7月4日(月)からオープンします。(元 焼鳥おのでらさんの場所です)
お店を閉めてからの1年半。国内外問わず、様々な場所で勉強をさせていただきました。
今までとは違う食との関わり方をすることもあり、たくさん悔しい思いもしたし、ぶつかることもありました。
それでもやっぱり、“食”って楽しい。そこは変わらない。
そして、外から見ることで、改めて石巻の食の豊かさを痛感したんです。
石巻をはじめ宮城の魚介はもちろん、お米って、野菜って、なんて魅力的なのだろう。
この魅力を、もっともっと伝えたい。

僕は、1年半前まで宮城を出て仕事をしたことがありませんでした。
ずっと住んでいるからこそ、自分の地元のいいとこも、もっとよくしたいとこも、十分知っているつもりでしたが、いざ外に出てもう1度見てみると、知ってるようで知らないことがたくさんあったことに気が付きました。
というか、今までよりももっと違う視点で地元を見つめられるようになって、新たに見えてくる部分が増えたんですね。

意外とみんな、自分の住みつづけている地域のことって知ってるようで知りません。
そんな人たちに、松ばるの料理を通じて「石巻って実はこんな食材もあるんだよ」「こんなに素敵な食材がたくさんあるんだよ」と伝えたい。
そして、石巻のことを、もう少しだけ好きになってほしい。誇りに思ってほしい。
僕の得意とする和食は、若い人には少し敷居の高いものだったり、普段はあまり足を運ばないジャンルだったりするかもしれません。
だから、今回はじめるお店は、『松“ばる”』という名の通り、バル形式の、一品の小皿料理がたくさんある、気取らない、和食に親しみをもってもらえるようなお店を目指しています。
バルという名前、きっとあまり馴染みのない方もいますよね。海外で見てきたバルのことなどについても、また少しずつ書いていきたいなあと思っています。
松ばるでは、かつての松原荘で人気だったメニューや、今が旬なアナゴを様々な調理法で楽しめるメニュー中心に、気軽に楽しめる料理を提供していく予定です。


お店の様子などもまた発信していきますね。

今後とも、松原荘、そして松ばるを、どうぞよろしくお願いします。